慢性腎炎を治す その1

私の中学時代の前半は、順風満帆だった。

卓球では鹿児島市の大会で優勝し、全校生徒2000人以上いたと思われるが、その前で表彰され、鼻高々だった。

それは後から反省。聖句の通りだった。「崩壊に先立つのは高慢な心、栄誉に先立つのは謙遜さである」 しかし、高校では学校から帰ると、机に向かって勉強はしようと思うのだが、30分ももたずに疲れて寝てしまうのだった。学校は皆勤だったので、親もそれほど気にかけなかったようだ。 一期は不合格で二期の地元の国立大学の数学科に入学した。大学に入ってすぐに卓球部に入部した。すぐ走らされた。中学時代は1500メートル走などやや速い方であったが、高校時代は足が重く、いつも最後尾で、歩いても同じくらいのペースだった。それでこの時も走れなかった。やはりこれはおかしいと思い。大学病院を受診した。 結果は亜急性腎炎の診断で即入院が必要と言われた。 亜急性腎炎とは、急性腎炎がいつの間にか慢性に移行したことを言う。 身体がだるかった原因がわかって、ほっとしたのも事実だったが、入院してみると、暗くて湿気のある病室で 、隣には慢性肝炎の患者がいた。入退院を繰り返しているとのこと。父が見舞いに来た。お昼になったので父は近くのラーメン屋に行った。私もラーメンは好きだったが、塩分を制限されていたので食べることはできないのだ。ある日、担当医に私の病気治りますか?と質問した、かえってきた答えは治ることはないというものだった。これから一生、安静 保温 減塩を続けていかないといけないとうものだった。私はお先真っ暗になった。まだ18歳である。やりたいことはいっぱいある。 それで、書店に行き。治る方法はないかと必死に本を探した。「求め続けなさい。そうすれば与えられます。探し続けよ。そうすれば見出せます。叩き続けよ。そうすれば開かれます。」(マタイ7:7) 本が見つかった。二木謙三博士(東大医学部教授) 「万病は玄米菜食で治る」という本であった。 東大の医学部の先生なら信頼できると思った。 すがるように、ここに書かれていることを守った。 また電気治療も良いと知った。老齢の方が自宅で 大きな機械で治療して下さった。「治療が終わると 尿の色が茶色のが出るよ。毒素が出るからね」と。 父は怪しい療法じゃないかと当時は言っていたが、 今では市民権を得た。今は安くてとても小さな治療器 となって、とても便利になった。 腰が痛かったり、背中を痛めた時など、とても重宝 する。さらに、エイズ患者にも有効との論文も でている。即ちウイルスに有効であるらしい。 インフルエンザにも効くのかな?コロナは?