就職試験

2社の就職試験を受けた。1社目は世界のコンピュータ界を牽引する会社で私の学科からも毎年入社していたが、

噂では、長続きしないくらい、厳しい仕事らしい。

1次、2次は受かり、面接まで進んだ。「営業はできますか?」当時の私にはコンピュータの営業のことを全く知らず、普通の物売りのイメージしかなかったので

その仕事は希望しないと述べたのが原因だったのか 不合格。待遇はよかった。往復の飛行機代、日当もいただいたので、神戸旅行を楽しむことができた。もう一社は証券大手の子会社のコンピュータ会社だった。プロペラの飛行機で羽田についたが、風邪をひいてしまった。 面接の後で、日本橋にある診療所で健康診断をうけた。 その時の血圧が上が180 下は覚えていない。  総務部長はとても親切な人で、「夏休みの期間、ゆっくり休んで、いい数値が出たら、それを送付してくれたらいいですよ」と。それで140ー90くらいで合格にして 下さった。本当に親切な方だった。  「親切な人になり、暖かい思いやりを示し」エフェソス4:32  48年経った今でも感謝の念が消えることはない。  親切には大きな力がある。